昨日は一日中講習会でした。
最初はいいのですが、そのうち眠くなり、うとうとしてしまいます。
外は雨だし、一日中気が滅入るような感じでした。
結局 昼ごはんを食べた後ももっと眠くなり 身体もだるくなってしまいました。
全く動いてないのに 疲れてしまいました。
子供が学校から持ち帰った学校便りに調度当てはまることが書いてあったので、読んでみてください。
「克己」
この言葉は脳科学者の池谷裕二さんの好きな言葉だそうです。
ほとんどの人は「脳が感情を持って指令を送り、身体が動く」と考えていると思いますが、それは逆で「身体が動いて、そのことによって脳がそういうモードになる」のです。
これは、色々な実験で証明されていますが、行動があって、感情が生まれるんです。
脳と身体だったら、脳が後付で身体が先なんです。
例えば、朝、起きなきゃいけない時間になったけれど、もうちょっと寝ていたい時、目がはっきり覚めるまで布団の中にいようと思う。
これは明らかに間違っています。
というのは、眠気は身体を動かすから覚めるんです。
眠くても起きて顔を洗ったり、着替えをしたりすると、そのうちに後付けで目が覚めるわけです。
そういうシステムになっているんだということをしっかり理解しておけば、己に勝つことは難しくありません。
気持ちを奮い立たせたり、意志の力で乗り越えなくてもいいんですから。
「眠気と闘おう」「怠け心と闘おう」と、思うと挫折しますが、身体を動かせば脳は目覚めますし、やる気にならなくても学習を始めれば、脳は「学びモード」に切り替わります。
闘わずして己に勝てるわけです。
だから、私は常に何か「やる」癖をつけているんです。
殻が「やる」ことで、脳のモードは簡単に切り替えられます。
学習でも仕事でも、 脳の「いやだな」「やりたくないな」という感情に振り回されず、まずは「やる」ことではないでしょうか。
全くその通りの一日でした。
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